ヴェーヴ城
ディナンの近郊のセル村の近くにこの中世のお城ヴェーヴ城があります。大きくはありませんがとても特徴的で絵画のように美しいお城です。 ヴェーヴ城は、すでに8世紀ピピン2世の領土でした。ボーフォー(Beaufort)家は、1410年石造りの六つの円柱形の塔と地下牢を建造しました。まるでそれはおとぎ話に出てくる様なかわいいお城です。お城の内側の中庭は、18世紀初旬の建築とは対照的で半木造建築になっており、二つの柱廊があります。お城の室内は、外部の建築と同じく時間とお金と労力をかけた様子が伺えます。中世後期から18世紀にかけての優雅な家具や調度品が展示されています。
(注 日本の現皇太子徳仁親王がヴェーヴ城を訪ねられた際に記念に寄贈品を贈られた写真があります。)ヴェーヴ城は、ボーフォー公の子孫でリードケルクボーフォー(Liedekerke-Beaufort)伯爵家の所有物です。
ヴェーヴ城は、4月9月の午前10時から午後6時まで開館されています。 (注 4月と9月は、午後5時までです。)7月と8月の祝日を除いては、月曜日は閉館されています。入館料は大人が5ユーロで子どもは3ユーロです。
交通手段
ヴェーヴ城はセル村近くにあります。シエルニョンとディナンの間をN94に沿って走ります。個人で訪れるには自動車かタクシーなどが必要です。
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